関東地方で古くから柘榴石や緑柱石の産地として山の尾が有名です、関東平野の中にそびえたつ筑波山の
北側に連なる山の尾から加波山では古くから花崗岩の採掘が行われており、ふもとの真壁町には沢山の
石材業者が集まっている、山の尾では採石所跡が集中しており(最近は北側の加波山に移っている)
花崗岩の中にぺグマタイトがあり珪石を昔採掘していた、このズリから鉱物が採集されていた。
現在では、ズリもほとんど掘り返されてしまって鉱物の採集も難しくなってしまっている。
山の尾採石所入口 石材加工所の側を入って行く | この先左右に採石所が 沢山ある |
珪石山のコンプレッサー小屋 | 小屋のコンプレッサー |
珪石山のズリ | 同じく産地のズリ掘り返した跡 |
珪石を掘った坑跡 | 新たに鉱山を始めた者なのかな? |
最上部のコンプレッサー小屋 | 噂に聞いていたマニアの坑跡 |
山の尾にしばらくぶりに行ってみました、関東地方なので冬でも大丈夫な場所だと思い現地に着いたら
雪景色でした、この雪の中で人は入っていないと思ったら、物好きが何人もいるではないか、やはり
名産地なのでしょうか?。
この産地には数回来ているが以前あまり良いことが無い、暗くなってタガネを見失ったり運転免許証を
紛失したりと、ろくな事がなかった思い出ばかりだが、今回写真撮影目的に行ってみた、着いてびっくり
雪が積もっているではないか、磯釣り用のスパイク付き長靴を履き現場に付くころには疲れてしまった。
最近はズリのほとんどが掘り返されてしまって空振りで帰る人が多いようである、ズリでの採集は難しく
体力のある者は、新たな鉱山?を数ヶ月掛け開拓するケースもあるようです。
山の尾に行くには、常磐自動車道の北浦北インターで降り国道125号を筑波山方面に進み真壁町に
行くか、千代田石岡インターで降り石岡市から八郷町を通って真壁町に向かうのが良いでしょう。
真壁町から八郷の柿岡・石岡方面に進むと山の尾部落に道路の左右に石材加工業者が立ち並んでいる
石材加工業者が切れるあたりから左手に入る道があり、この道を登っていくと左右に石材の切り出し
跡が沢山ある、ここの無数にある採石所跡を丹念に見て廻る、ぺグマタイトの鉱脈は山の上方にある。