鷲合森鉱山

岩手県和賀郡湯田町鷲合森

浅熱水性割れ目充填鉱床

鷲合森鉱山は、湯田町でも規模の大きな鉱山であったが地理的に不便な場所と冬の積雪が多く開発は大変であった、 明治37年頃に採掘が始まり本格的には昭和に入って三菱金属鉱業の経営になってから昭和28年〜昭和46年頃活況であったが、 貿易の自由化により鉱石の安値に対応しきれず昭和47年に休山となった。

産出鉱物
金・銀・銅・鉛・亜鉛・硫化鉄

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鷲合森鉱山選鉱場跡

坑口跡沈殿池


鷲合森鉱山に住んでいた大川さんよりいただいた昭和29年〜30年の写真を紹介します

鷲合森鉱山より大荒沢という部落に通じる索道

選鉱場選鉱場上のプレコンと呼ばれた社宅
  
冬の鷲合森鉱山冬の兎森山


鷲合森鉱山跡は、山奥にあり行くのは至難の業である、下界への鉱石の運び出し、鉱山での生活必需品はすべて年間を通し鉄索道(ロープウエイ)を使って行われており、厳寒期も問題なく鉄索は動いていました。 下の大荒沢という部落まで鉄索での運搬は15時間以上を費やしたそうです。
  主要な産出鉱物は黄銅鉱であり、ズリより容易に黄銅鉱が確認できる。


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