劔ヶ峯鉱山

福島県いわき市小川町

岩漿分化鉱床
日本では、ほとんど例がない特殊な鉱床で地下の深い場所で岩漿が固まり深成岩が出来る時に金属の酸化物又は硫化物が分結して 鉱床を形成する、北欧ではこの鉱床が多く存在する。

劔ヶ峯鉱山は、大正時代に採掘が始まり第1次世界大戦、第2次世界大戦に軍需用の鉄として昭和16年〜21年まで盛んに採掘 された終戦により休山となり昭和26、27年に再開したがすぐに休山となった。

産出鉱物
磁鉄鉱・チタン鉄鉱・クローム鉄鉱

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劔ヶ峯鉱山跡

露天掘り採鉱跡中段の石垣
  
コンクリの遺構鉱山跡の石垣


劔ヶ峯鉱山跡は、大きな遺構は残っていないが写真のようにに鉱山跡と解るる程度である、水石山の山頂付近全体がルーフペンダント構造で超塩基性岩の 「かんらん岩」が発達しており微量の磁鉄鉱を含んでいる、水石山の北側と劔ヶ峯の小玉川北岸に鉱脈があり磁鉄鉱を採掘していた、沢には磁鉄鉱の転石 「餅鉄」が確認される。


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