七日沢鉄山
福島県双葉郡双葉町七日沢 (接触変成帯)
七日沢は、接触変成帯の磁鉄鉱を採掘し、山中で山林の材木を伐採し炭にして製錬を行っ
ていた場所と推定します。
現在は、廃山となり久しいもので場所の特定が難しくなって来ています、この七日沢には
下方まで製錬したスラグが沢の中に点在しています。
- 産出鉱物
- 磁鉄鉱・黄鉄鉱など
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七日沢製鉄役所跡 | 鉱山跡は林 |
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鉱山跡 | 精練所跡・一面膨大なスラグ(製錬カス) |
七日沢に行くには、双葉町より国道288号線を郡山方面に進んで行くと右手に双葉バラ
園の入口があるので右折し、バラ園を過ぎてしばらく進むと十字路があり石熊と言う地名
で、ここを左折し左右に民家が数軒あり、さらに奥へと進みますと舗装が終わりの場所に
右手に七日沢林道入口の標識がある、この林道を入って、左手に沢があり沢づたいにどん
どん進む途中で車が進めなくなった200メータ先あたりの杉林に役所跡の標識か見える
、更に沢に沿って進むと沢が分かれるので左側の沢に沿って登って行く、この辺から道が
無くなるが山の中を沢に沿って登って行くと沢の終わりあたりに製錬所跡や鉱山跡が山林
の林の中に見つける事が出来る、目標は沢に流れているスラグと山中のスラグを頼りにす
るしかない。
廃山になって長い年月が経過しており、目的地にたどり着くのも困難な場所です。
沢が別れた右側の沢の奥も製錬所跡の痕跡が確認出来こちらにも多くのスラグが点在して
います。
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