三川鉱山

新潟県東蒲原郡三川村

熱水鉱脈鉱床

三川鉱山は、天文2年(1533)に金山として開山したと伝えられ、460年に渡り金、銀、銅、亜鉛、硫化鉄を産し、最盛期は昭和10年代後半 から昭和20年代前半迄で最盛期は従業員430人を数えたが昭和37年10月閉山となった。

産出鉱物
金・銀・銅・鉛・亜鉛・鉄

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三川鉱山跡の遠景

選鉱場跡鉱山跡の建物
  
浮遊選鉱の跡選鉱場の上部より
  
電気炉跡選鉱場のズリ
  
堆積場上部採鉱場のズリ


三川鉱山跡は、ひっそりと山中にたたずんでいるが鉱山跡に通じる道も現在では人を寄せ付けない山野に 戻りつつあるが鉱山跡の遺構が異様な姿で現存している、遺構を前にすると最盛期の華やかな姿が浮かんで 来るから不思議だ、車も来ない山中の鉱山跡にジープが1台おかれているのが印象的である。
選鉱場の下流の沢沿いに沈殿池や調整池が存在するが、現在ではヤブになっておりススキやヨシの原である
電気炉があるが炉の下方ズリにルツボがあり製錬用にしては小型なので試錐ポールの分析用の炉ではないか?


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