越路鉱山 (栃木県)

栃木県日光市上三依

栃木県と福島県の県境近くに銅、鉄を採掘していた越路鉱山がある、採掘時期は不明だがおそらく軍需用としての銅や鉄の採掘が昭和10年代から始まり終戦で途絶え昭和25年より電気炉メーカーの朝日工業(株)の前身の尼ヶ崎肥料株式会社で採掘が再開、 昭和30年社名を朝日化学肥料株式会社に変更、昭和35年に西部化学工業(株)に社名が変更されこの頃の昭和30年代後半までと推測され現在は廃山となっている。

産出鉱物
銅、鉄

写真をクリックすると拡大します


越路川のレールの残骸事務所擁壁の越路川の石垣
  
松平坑跡松平坑のズリ
  
選鉱場跡露天掘り跡
  
露頭立石坑跡
  
旭坑跡鷹の羽坑跡
  


越路鉱山は銅山として稼業したようで小さい三角形結晶の黄銅鉱が採集出来るが黄鉄鉱も多くある、大切坑跡は埋没しているか現在の林道の下になっているので見つけられなかった、20数年ぶりに写真撮影に行ったが熊と遭遇したので注意されたし。


前のページに戻る