日立鉱山

茨城県日立市本山 (キースラーガー鉱床CU型)

日立鉱山は、約400年前の開発とされ古くは赤沢銅山と呼ばれ相次ぎ開発されたがいずれも成功しなかった、 1905年(明治38年)久原房之助氏が買収し日立鉱山と改称し近代化を進め新日鉱グループとして多くの鉱山開発の 基になりおおいに発展したが日立鉱山は1981年(昭和56年)閉山となった、 この鉱床はキースラーガーで銅(錫も含まれている)を採掘していました。

現在は、廃坑となり本山に日鉱記念館が建てられ一般公開しています。

産出鉱物は、黄銅鉱・黄鉄鉱・磁硫鉄鉱・磁鉄鉱・絹雲母・緑泥石・緑れん石・菫青石など、 大きな菫青石は鉱物愛好家で注目の場所

木造の第一竪坑写真
  


創業時の本山第1竪坑と日鉱記念館
  
栄斜坑跡第2竪坑跡
  
日鉱記念館鉱山資料館内の450馬力コンプレッサー
  
セメントで塞がれた坑口日立の大煙突
  
日立の大煙突日立の大煙突


★日鉱記念館

電 話
日鉱記念館 0294-21-8411 日鉱金属日立工場総務課 0294-23-7130

休館日
第2・第4日曜日、月曜日、祝祭日、その他年末年始等特定日

開館時間
午前9時〜午後4時(入館受付 午後3時30分まで)

入館料
無料。団体で観覧される場合は、あらかじめご連絡下さい。

■日鉱記念館のページへ行く■


日立鉱山に行くには、常磐自動車道日立中央で降りてトンネルをくぐり右折し、日立市内と 里美村を結ぶ道を高鈴・里美方面に進み右側に製錬所を眺めながら登り坂を進みます、道の 中央に1本杉が見えてきます、しばらく進むと左手に本山の鉱山跡があります高鈴トンネル の手前が本山です、トンネルの左手に日鉱記念館が建っています。竪坑の2本の鉄塔が見え ます、日立鉱山は日立市内より近く解りやすい場所にあります。


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