蘭峠 (福島県)

福島県耶麻郡北塩原村桧原

福島県裏磐梯の桧原部落から大塩を経由して喜多方市に通じる旧米沢街道の峠で蘭峠(あららぎとうげ)という場所がある、この近辺で六面体の黄鉄鉱が採取出来る場所がある、 近くには昭和14年〜19年に黄銅鉱の細脈を採掘した蘭鉱山があったが現在は詳細不明である。

産出鉱物
銅、鉄

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史跡 物見の岩古戦場街道脇法面の岩
  
小塩川小塩川左岸の黄鉄鉱露頭
  


物見岩の史跡は文明年(1468〜87)にこの辺りに文太郎を首領とする山賊が出没し、山賊がこの岩から通行する旅人の様子をうかがったと伝えられている。

街道脇の転石を良く観察すると黄鉄鉱の結晶が入っている物がある、小塩川の中や左岸の露頭にも黄鉄鉱の脈が走っているのが観察出来る、緑色凝灰岩中に5mm〜大きい物で8mm程度の黄鉄鉱が見つかる。


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