赤谷鉱山は、スカルン鉱床で主に昔は赤谷銅山その後は鉄鉱石を採掘した鉱山です。 現在は、写真の選鉱場や石灰石(タンカル)工場や事務所など取り壊されて整地されて建物等は全てなくなっています。
昔行った時は、選鉱場も稼動していましたが、その当時に比べ大きく変ってしまった、
鉱山から選鉱場下に引かれていた軌道が外されてしまっていました、この軌道には雪国らしく雪囲いされていて外観からは軌道には見えなかったユニークな物でした。
新しい事務所 | 選鉱所 |
タンカル工場 | 軌道跡 写真中央 |
坑口手前の鉄橋 | 右側の封鎖した坑口 |
左側の封鎖された坑口 | 奥の坑口も封鎖された |
写真左、撤去された軌道跡 写真右、奥の坑道口に残された軌道これも撤去されるだろう |
手前の石垣の上にあった鉱山事務所も解体され跡形も無くなっていました、現在は別の
場所(タンカル工場近く)に新しい事務所が作られています。
写真左、新設された鉱山事務所 写真右、新しい鉱山事務所の看板 タンカル工場は別会社 |
現在、選鉱場の解体作業及び坑口の封鎖作業が行われています。
解体中の選鉱場 | 解体されたスクラップ |
現在封鎖工事中の旧坑道 | 鉱山跡は整地されている |
産出鉱物は、黄鉄鉱・赤鉄鉱・黄銅鉱・珪灰鉄鉱・方鉛鉱・閃亜鉛鉱・斑銅鉱・あられ石
・苦灰石・ヨハンセン輝石など
赤谷鉱山に行くには、磐越自動車道の三川インターで降り国道49号線より三川温泉方面へと進みます、温泉街を左手に見ながら新谷部落に着く、ここの信号を赤谷方面に左折し 網木部落を過ぎ上赤谷まで行きます。上赤谷の郵便局の信号を右手方向に加治川ダム・湯の平温泉方向に進みます、約20Kmで鉱山跡に着く。
坑口へ行くには、トロッコ道(現在は道路の脇に形跡のみあり)に沿って更に奥に行くと、右側の沢に鉄橋(これも近いうち撤去されるか)があり沢の崖に坑口跡が2つ見られる 、この坑口の上側に登る山道があり、ここで小さいが水晶を採集出来る。
奥の坑口は、更に加治川ダム方向に進みトンネルを何個もくぐり加治川ダムの下方の右側の山の斜面にある。