花茗荷( 花みょうが )

最終更新日 2001/09/19 赤花種を追加、文章修正

一般のみょうがの花(販売され食用とされる)とは別種の「花みょうが」の紹介です。
ここで紹介する花は、伊豆の山林などに自生している在来種の「ハナミョウガ」とは
別種のようで亜種だと思われます。
草丈1m〜1.5mで葉は、一般の「みょうが」と同じ形で大型で幹の先端に花をつける。

「花みょうがの花」は、9月の上旬〜中旬に茎の先端に白色の花が咲きます。
「一般のみょうが」は、地下よりつぼみを出し淡い黄色の花をつけ食用にする。
「花みょうが」は、一般的には知られていない花で、栽培されているのも非常に珍しい。


★茨城県で咲いていた白花種

庭先の花みょうが蕾は一般みょうがに似ている
先端に白い花をつける独特の匂いがする
葉は「みようが」そのもの純白の花が次々咲く
花持ちは、あまり良くない普通の茗荷の花


★福島県で咲いていた赤花種

ピンク色の花株の全景


★普通の茗荷の花と実

普通の茗荷は地面より発蕾淡い黄色の普通の茗荷の花
みょうがの実実を付けるのは珍しい
赤い実が見える白い粒状のも見える


花茗荷は茨城県で、茗荷の実は岩手県で偶然に見つけ写真に収めたものを公開します。

「花みょうが」については、お寺のお坊さんで知っている方がいるかもしれないということと。

図鑑や辞典に載っていない花であり、非常に珍しい花であると栽培者の話でした。

一般に売られている「みょうがの花」は、薬味として利用されますが、「花みょうが」は、飾り花。
ショウガ科の多年草、形は「しょうが」によく似ている。


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